第3回(全3回):定着するだけじゃない。「ここで働きたい」と思わせる組織への転換

こんにちは。全3回の連載も今回が最終回です。 ここまで、職員の定着と活躍には「衛生要因(環境)」と「動機付け要因(やりがい)」の両輪が必要だとお伝えしてきました。

では、具体的にどうアクションを起こせばよいのでしょうか? ES調査等で現状を把握した後に目指すべきは、「承認のサイクル」を作ることです。

■小さな「動機付け」から始めよう

給与を一気に倍にすることは経営上難しいですが、「動機付け要因」は、明日からでも始められます。

・承認(Recognition): 「ありがとう」「助かったよ」と具体的な言葉で伝える。サンクスカードなどのツールを使うのも有効です。

・達成(Achievement): 大きな目標でなくて構いません。「今月はこの利用者様の笑顔を1回増やそう」といった小さな目標をチームで共有し、達成を祝うことです。

・責任(Responsibility): ベテランだけでなく、若手にも小さな役割(例:レクのリーダー、備品管理の主担当など)を任せ、「あなたを信頼している」というメッセージを送ることです。

これらはすべて、金銭的なコストをかけずに、職員の心に「栄養」を与えることができる特効薬です。

■客観的なデータが、正しい処方箋になる

とはいえ、日々の業務に追われる中で、全職員の本音を把握し、適切な対策を打ち続けるのは至難の業です。また、初めてES調査を行う場合、「どう質問を作ればいいかわからない」「結果を見てもどう対策していいかわからない」という壁にぶつかることもあります。

だからこそ、感覚に頼らない「仕組み」が必要です。

■MicareLinkのサービスで、組織の健康診断を

私は、Google系のソフトを活用した「職員満足度調査(ES)ツール」のご提供と、そのデータを活かした「データドリブン経営」ができる管理者様を育成するサービスを提供しております。

  1. 本音の可視化: 第三者機関として実施することで、忖度のないリアルな声を拾い上げます。まだ調査をしたことがない事業所様でもスムーズに導入可能です。
  2. 要因分析: 御社の課題が「衛生要因(環境)」にあるのか、「動機付け要因(やりがい)」にあるのかを明確に分析します。
  3. 対策の伴走: 結果を渡しっぱなしにはしません。そのデータから「次に何をすべきか」、現場に即した改善策をご提案します。

「人が辞めない」だけでなく、「人が育ち、活き活きと働く」。 そんな選ばれる事業所作りを、まずは現状を知ることから始めてみませんか? ぜひお気軽にご相談ください。